間もなく「青春18きっぷ」の季節が到来します。
特急列車や急行列車には乗れないけれど、日本全国のJRの路線が2300円/日で乗り放題なのは「旅人」の強い味方です。
その味方を、さらに生かすことが出来るのは「夜行快速列車」です!
例えば「ムーンライトながら」は東京⇔大垣(岐阜県にあります)を結ぶ「夜行快速列車」で、これに乗車すれば東京出発の場合、夜中に出て夕方には九州まで「新幹線」や「特急・急行」を使わずに数千円で行けてしまいます。
まさに「夜行快速列車」は、最強の助っ人ですね!
ですが、この「夜行快速列車」も昔に比べるとどんどん数を減らして来ていました。
先ほど例に出した「ムーンライトながら」も、今年3月のダイヤ改正までは「定期列車」=「毎日運行」だったのですが、今は「青春18きっぷ」の時期だけの臨時列車になってしまいました。
もう少し踏み込むと、「定期列車」に加えて「青春18きっぷ」の季節だけ「臨時ムーンライトながら」まで運転されていました。
とはいえ、この列車はまだ「青春18きっぷ」の季節だけとはいえ「運行」されるだけありがたいです。
今日の「Yahoo」のニュースで知ったのですが、関西⇔博多を結ぶ「臨時夜行快速列車」の「ムーンライト九州」が廃止されてしまいました。
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実は僕もこの列車にお世話になったことがあり、何だか他人事とは思えないんですよね。
91年の夏休みに、幼馴染とともに「九州旅行」に出掛けた時に利用したのがこの列車でした。
夜明けを山口県辺りで迎えるのですが、興奮して全く眠れないままに朝を迎えたことを思い出します。
JRも民間企業ですので、「利益」を追求しないといけないのはわかりますが、「ブルートレイン」はどんどん無くすし、こうした安価な輸送手段も無くしていくのは、「鉄道ブーム」が起きているこの時代に逆行しているように思います。
と、グチばかりこぼしても仕方がないので、最後は感謝の言葉を…。
「ムーンライト九州号、ありがとう!」