<この日記は遅ればせながら5月8日に更新しています>
2日前は宮崎県南部 都城市の「高千穂」を訪ねましたが、今日は全国的に有名な宮崎県北部の「高千穂」を訪ねます。
家内からずーっと「ここに行きたい!」って言われてたし、自身も行ったことがなくて是非とも行きたかったのです。
1.「高千穂」への行程
現在地から「高千穂」に行くには3ルートある。
(1)九州道で熊本の「松橋IC」まで行って、東進するルート
(2)ひたすら山道を抜けてほぼ直線的に進むルート(距離は最短)
(3)日向灘に沿って海沿いの国道を走り、宮崎県延岡市から西進するルート
当初案は(2)だった(山坂道なら「ぞのさん号」の天下!)のだが、昨日親類に「(2)は途中で通行止めになってる!」と聞いたので、(1)を選択。
(1)の場合、高速道路を使うことになるので、綿密に距離の計算をして「ETC通勤割引」を使って高速道路の費用を抑えることにした。
距離の計算が必要なのは、100km未満でないと割引対象にならないからです。
そして出発時間も入り口インターに午前9時までに入らねばならないので、これにあわせることに。
結果、午前8時出発でいざ「高千穂」を目指す。
2.「高千穂」にて
ここの最大の見所は
「高千穂峡」です。
ここでは貸しボートで峡谷を楽しむことが出来ます。
↓ボートで楽しむ姿
我々も貸しボートで楽しみました。
↓ボートからの眺め
「高千穂峡」を楽しんだ後は、「高千穂神社」と「天岩戸神社」を巡りました。
以上で高千穂周遊は終了、のはずだったのですが・・・。
3.湯布院へ移動
湯布院に向けて移動開始。
カーナビ君の誘導に従い走ること10分。
右手にSLの姿が。
「SLの静態保存か。まあ写真でも撮っておくか。」
と思う「ぞのさん」。
しかし、近づいて来る景色の様子を見ると、入り口にこんなものが・・・。
↓「鉄ちゃん心」を焚きつけるもの
「列車内が食堂!」
ってことで、この高千穂鉄道で使用されていた車両の中で昼食を取ることに。
実はここは
「トンネルの駅」という名の「未成線」(→未完成に終わった路線の意味)を利用した施設だったのです。
元々高千穂~阿蘇を結んで、熊本~宮崎を結ぶ鉄道の計画がありました。
しかし国鉄の赤字が膨らんで建設が凍結され、未完成に終わった線なのです。
途中まで工事が進んでいて、トンネルなどが作られていました。
そのトンネルを酒蔵にして、さらに「道の駅」のような施設にしたのが、この「トンネルの駅」だったのです。
ってことで、食事の後は酒蔵となっているトンネルを見学。
高千穂町での最後の観光で、幻の鉄道に乗車した気分を味わいました。
この後、カーナビ君に従って湯布院を目指します。
てっきりこの「未成線」に添う形で誘導してくれると思ったら、急に「右折の指示」。
ここからはどうやら近道を案内してくれたようです。
最初は別に何の変哲も無い道。
しかし、どんどん道は狭くなり、対向が大変な山坂道に。
山坂道が得意な「ぞのさん」&「ぞのさん号」とは言え、対向車に気をつけて走行。
しかし、この近道をナビしてくれたおかげで、予定よりもかなり早く湯布院に到着。
もちろん、ほとんどクルマのいなかった「山坂道」をハイペースでエンジョイしたことも手伝ってはいますが・・・。
4.湯布院観光
まずはとりあえず今日のお宿(ペンション)にチェックイン。
目の前に「金鱗湖」が広がる最高のロケーションにびっくり!
こんなに景観のいい宿とは知らずに予約していたので、ラッキーでした。
今回、湯布院に来たのは、もちろん『風のハルカ』の影響です。
街のいたるところにこのポスターがあります。
早めに到着したので、明日の楽しみと思っていた「ロケ地めぐり」を兼ねた観光に繰り出しました。
結構、同様の目的の方も多いようで、「あっ、ここハルカと正巳がデートしてた喫茶店!」とか、「結婚式のロケ地!」とかいう会話が聞こえてきます。
もちろん、『風のハルカ』ファンとしては「きりぼんちゃん」グッズを買ってしまいました。でも、ドラマ内であったように、お湯につけると色が変わる機能はついていないとのことで残念。
↓購入した「きりぼんちゃん」グッズ
あちこち散策して宿に戻ると、夕食の時間です。
5.夕食最高!
夕食は「金鱗湖」が眼前に広がるペンション内のレストハウス。
こんな演出がありました。
↓演出の説明書き
↓実際にやってみると来ました来ました!
そしてお料理も満点!
次回も湯布院に来たらこの宿にしようと思った「ぞのさん」夫妻でした。
明日はいよいよ聖地福岡ドームでのホークス観戦です!