続いて小学生です!
3.小学生の頃
当時の塗装は今ほど丈夫ではなかった。
特にメタリック系は屋根やトランク部分の塗装のハガレがひどかった。
それでも機関良好な「スカイライン」、いつでも楽しいドライブをさせてくれる「スカイライン」であった。
しかし塗装のハガレが目立ち始めた。
オールペンして乗り続けるとの計画もあったようだが、当時押し寄せてきた「クーラリゼーション」と「ATの普及」の波が我が家の「スカイライン」の運命を決定付けた。
8年目の車検を前に、買い替えが決定したのである。走行距離は5万km弱であった。
買い替え候補筆頭はもちろん「スカイライン」。当時はR30型の時代である。
しかし、どうやら予算オーバーだったらしい。
そこで、モデル末期にあった910型「ブルーバード」に買い替えとなる。
グレードは「1.8GL」の3AT(CA18型エンジン搭載車)だった。
我が家初のエアコン装備車!我が家初の電動リモコンミラー車!我が家初の白いボディカラー。
何だかすごくうれしかった思い出がある。
このクルマより我が家の新車の儀式である、納車日は高速の環状線を走るというジンクスが出来る。
同じなら「SSS」とは言わないまでもパワーウィンドウ装備「GF」グレードを選んでくれればと思ったこともあったけど。
このクルマでもよくドライブに出かけた。
あと、父はよく社有車にも乗って帰ってきた。
古くはいすゞ「フローリアン」のバン、初代「ダットサンバネット」。
後に2代目「ホーミー」、2代目「ダットサンバネット」に乗ってきたなぁ。
「ホーミー」はコラム4MTでエアコン無しの1000kg積車、2代目「ダットサンバネット」は経費節減のためかディーゼル車のフロア5MT。ただ社有車初のエアコン装備車だったので夏はバネットでよく帰ってきてた。
父の勤める会社の内職を我が家でしていたので社有車に乗って帰って来ていたのだが、よくその内職作業で出来た商品を車中で荷積み作業していたのが「ぞの」でした。
何たって子供なので背が低い。だから大人より車内で効率よく作業出来たのです。
「ホーミー」の積載能力は高かった!
「バネット」ディーゼルのトルクは太かった!
そして休日に荷下ろしに出かけることもあったので、「のんたん」さんの地元にも少々詳しいのです。
余談だが「ぞの」はアニメには関心なし。
それよりもクルマがたくさん出てくる「刑事ドラマ」が好きだった。
ストーリーはわからずとも、230や330、430セド/グロを見ていた。
中でも『西部警察』はカーアクションが派手でお好みの作品。
ここまで出てきたクルマはほとんど日産車ばかりですよね。
そんな環境で育ったから日産がトップシェアメーカーだと、中学入学まで信じてました。
とりあえず第2巻はここまで。