先回の日記(10月9日付け)で、再び「休職」になってしまったことをご報告しましたが、その後しばらく「気分転換」を兼ねて実家に帰省しておりました。
12日(日)の夜の近鉄特急で大阪入りし、昨日23日(木)の昼間に近鉄の「急行」列車乗り継いでの愛知入りです。
大阪にいた間の出来事(特に変わったことはしてないけど…)は、また追ってUPしようかと思いますが、「不安」はあるけど少し気持ちが落ち着きました。
確かに、この病と付き合うことになって「6年目」と嫌気がさすほどに時間だけが経過していきますが、この病からまだまだ学ばねばならないことを学びきれていないのだ、と改めて気付きました、というか、そう思うことにしました。
僕には悪い癖があります。
それは、何でも他の人と比較してしまうこと。
そこで止まるだけなら問題ないのでしょうが、比較して足りない部分を見つけては、常に悲観的になってしまうこと。
この世の中は、まさに「競争社会」です。
ですから、「競争」に勝ち抜くためには、他の人と比べることも大事だし、足りない部分は強化すべきでしょう。
ですが、そうはいっても簡単に埋まらない部分もあることもこれまた事実。
そういう場合でも、どうしても現実を受け止めようとしないのが、僕の厄介なところです。
だからここは一度、自分自身を見つめ直し、
「現状を受け止めること」
もっと言うと
「現状を自分の中でしっかり認識すること」
を今は最優先すべきなのかなぁ~と思いました。
そして同時に、
「今、自分がすべきことは何か?」
を改めて認識して、
「身の丈にあわせた範囲で、精一杯頑張っていこう!」
と思います。
これが、この2週間あまりで改めて出てきた答えです。
人生を「登山」に例えたなら、ちょっとけがをして休憩している間に仲間が先に行ってしまった。
その遅れを取り戻すために、登山道を離れて一気に「ガケ」を登って追いつこうとしていたような気がします。
そんなことしなくても、「登山道」をしっかり進めば人生という名の「登山」の終点に、他の人より大きく遅れても辿り着けるのにね(笑)。
もっとも「登山道」はひとつとは限らないし、大きな山だといろんな場所に「終点」があります。
みんなとは違う「登山道」を選ぶことがあるかもしれないし、違う「終点」に辿り着くかもしれません。
ですが、人生というのは非常に大きな山です。
それぞれに違う道があり、違う終点があるのが当然なんですよね。
いずれにせよ、病を患う前の人生は、第1志望の学校に行けなかったり、浪人生活をすることになったりという出来事があったものの、意外に順調に進み過ぎていたのかもしれません。
そしてその間に学ぶべきものをすっ飛ばしてしまってたのかもしれません。
当初描いていたペースや目指していた終点とは違う場所になるかもしれないけど、自分の身の丈にあった人生を歩むことで、自分らしくありたいと思います。